銀の姫~第二章~
「そうです
よく分かりましたね?」
「・・ちょっと、な」
「ちょ、ちょいまちぃ!
何で王がマリアを
連れてくるように
命令せなあかんねん!!」
「・・そうよ
それに何で
マリアは
王都に
行かなかったの?
”銀の姫”は
客人として
丁重に扱われるはずでしょう?」
・・確かに
サリーの言う通り
”銀の姫”は
王都で丁重に
おもてなしされる
しかし、
マリア否銀の姫の
過去を聞いた俺は
それは嘘の情報なんだと
思った・・