あの日々をもう一度。
「…ったく今さらなんだよ…。」


そうつぶやきもう一度ポストをのぞく。


同窓会のハガキだ。『雷崎秋斗様』俺の名前が書いてある。住所は実家になっているが。


俺は中学を卒業してからすぐこっちに来たから中学の友達には全くと言っていいほど会ってない。


「同窓会か…。」


俺はなんだかむしょうにみんなに会いたくなった。


すぐに返信用のハガキの出席するという欄に丸をつけ出しに行った。
< 2 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop