ラブハンター
甘ったるい高い声で、俺の頭ん中を占領する。



「ん~、先輩…」

「先輩、いらない」

「じゃあ…陽ちゃん?」

「ははっ!!ヤバい、それ」

「陽ちゃんのことしか考えられないくらい好きだよぉ?」



ん~~~!!



カワイすぎて悶えそう…。



「スミレ、人間じゃねぇんじゃねぇの?」

「失礼ですぅ~…」

「そんくらいカワイイって意味」

「へへっ…。嬉しいです」

「で、明日からちょっとほっといて」



ひとりで考える。



早く決断しなきゃいけないから…。



「ほっとく?」

「学校行かない。誰とも話さない。ひとりで考えたいことあるから…」

「それは…不安になってしまいますねぇ…」

「大丈夫、ちゃんとスミレんとこに戻るから」

「わかりました…。あたし、本当に大好きですよ?」

「うん、俺も大好き」



だから…幸せになる方法を探す。



周りを巻き込むようなことは絶対しない。



「信じて…待ってて」

「はい」



引きこもります。



< 200 / 340 >

この作品をシェア

pagetop