半分の恋~Half of love~
「じゃあクジにします!」


「えー」

みんな当然の反応だった


そして全員が番号のついているクジを渡された


「なんだこりゃ!?」


「5番と26番が文化委員ねっ!」


「おいっ晴、おきろよ。ってか何番だった?」


「んー…5番」



「お前当たりじゃん…」


「はっ?マジかよ」


「じゃあ男子は安田くんで女子は木ノ下さんになりました。拍手!」


「えっ」


さっきまでのはがゆさが一気に喜びに変わった。
多分ぼくからは笑みがこぼれていただろう

本当に単純だ…
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