薔薇の王女
「・・・まぁ色々あってな。ただ何か今まで胸が苦しくなったり変な気持ちになった事がないんだ、俺は病気なのか?」
俺が真面目な顔で聞くとケビンはうーんと頭を捻り、次にはニヤって笑い

「おい、セシルお前恋ってした事あるか?」

いきなり指を差し聞いてきて

「そんな事あるわけないだろ、必要なかったし興味もない。」

「ああ、そうだったな。お前ホント女とか恋とかまったく興味なかったしな。」
「それがこの症状と何が関係あるんだ?」
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