薔薇の王女
庭に出ると少し冷たい風が吹く

もう季節は冬に向かい木や花も色が変わってる


「サシャ?少し寒いわね。でも気持ちいいわ」


「クレア様が元気になられて安心いたしました、さぁあちらに行きお茶を準備いたしてますので」

「ううん、サシャ私あそこに行きたいの。あの場所へ」

監視される様になってから毎日生きた心地がしなくて行きたい所にも行けなかった
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