薔薇の王女

そこには、首切り台と斧そして処刑執行人がいました。

会場には王の家臣や役人そして野次馬達が集まってたわ、王の姿はなく変わりに側近の者が見えました。

「これより、元イギリス王妃アンの処刑を行う！！被告人何か言い残す事はあるか？」

私の人生はあの一夜で変わってしまった、王に抱かれたあの時から。
でも私は後悔はしない…大切な娘クレアと一緒に過ごせたから。アイク様にも会えた…

「私は王の為に死にます、この死が王の為になることを願います。」
目隠しをされ、処刑の邪魔にならね様に髪を切られました。
アイク様…クレアをお願いします。

ドーン…
大砲の音と同じに私の首に斧が振り落とされました。







イギリス王妃アン処刑…