薔薇の王女
そう思いながらも俺はケビンと城内の見回りをした。
まぁ、こんな寒い夜に盗みに入る馬鹿はいないだろうが、仕事だからな。


キィ……


裏手の方で扉が開く音が聞こえた!!

くそっ!!
「おい!ケビン!裏の方に誰かいるみたいだ、いくぞ!」
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