薔薇の王女
………そこには一人の少女がいた。

侍女の一人か?それにしてもこんな時間にこんな場所で何をやってるんだ?
分からん事は沢山あったが、とりあえずは少女に聞いてみるか。
「おい、お前こんな――」
その言葉を遮る様に少女は湖に身を投げようとした―――

冗談じゃないぞ!!いきなり飛び込むのはないだろ!!
俺はとにかく全力で少女を助け様と走った
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