KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
「大丈夫!!
殺しはしないって!」
「当たり前だろ!?
何言ってんだよぉ!」
半泣き状態の啓汰
……そんなに嫌か?
仕方ないか…
俺は、啓汰の腕を離し、スタスタと歩き始める
「え…?
おい、鋼柳…??」
戸惑う啓汰
「…相手にしてくれねぇんだろ?
なら、別にいいや
じゃあな」
お互いに都合があるので、次にいつ会えるかは分からない
俺は、啓汰の性格を考えて、あえてこういう態度をとってみる