KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
「あのぉ~」
俺が、啓汰を連行している最中に、後ろから声をかけられる
「…何?」
俺たちに声をかけてきたのは、化粧が濃いギャル5人
俺は一旦啓汰の腕を離す
「さっきから見てたんですけどぉ~
二人とも、超格好いいですよねぇ~」
…さっきから視線を感じていたけど…こいつらか……
「……で?」
俺は、さっきから一言も喋っていない
喋っているのは啓汰だ
「うちらと一緒に遊びませんかぁ?」
キャッキャ、キャッキャと騒ぐ女共
目障りだ……
この場で殺してやろうかと思うほどに……