僕の好きなヒト

自分での償い



先生は日に日に遠くなっていく。



そしてどんどん、先生は高田のものになっていく。




「玲…?」


「…え?」



見てれば見てるだけ憎くなってしまう。




「玲…すごい睨んでたから、嫌われちゃったかな…あたし。」





そう言って、キレイな髪を耳にそっとかけた。





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