愛は要らない


そんなことを思っていると、遥に引っ張られる


「では、僕たちは失礼します」

「え・・・?」


帰るのかと思い、エレベーターに乗り込む2人

しかし・・・


「上に行っていませんか?」


2人の間には、絶妙な距離が置かれている


「母さんが部屋をとったらしい。新婚旅行に行く暇がないから、せめて・・・って」

「そうですか・・・」


あまり嬉しくはない


♪♪♪


遥の携帯が鳴って、綾野は少し距離をとる


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