キミ想い
「じゃあね」

と、言葉をかわして私たちは別れた


教室に向かった


ガラっ


「優!」

「待っちゃった♪」

「なん・・・で?」

「なんか、心配で・・・」
「きちんと別れられたよ」

「そっか・・・」

「うん。なんかスッキリしてるんだけど
 スッキリしすぎて、寂しくなっちゃった」



「何もされなかった?」
「うっ、うん・・・。」


なんだか言えなかった・・・
手をつかまれてキスされそうになったとか
最後にハグした・・・なんて




< 39 / 91 >

この作品をシェア

pagetop