秘密の生徒会探偵団☆
「失礼しました〜。」
苦笑いを浮かべたあたしは、ドアの方へむかった。
警察の人の助けてくださいと言わんばかりの視線がイタイイタイ。
「さっ、このままじゃ話も進みまないし、お茶でも飲んで落ち着いたらどうかしら?」
「……君が話してくれることが一番手っ取り早い方法なのだが……。」
「だって嘘はつけないもの。やってもいないことをどうしてやったと言わなきゃいけないの?
それこそ理解に苦しむわ。」
そういう会話が、閉まりかけたドアの隙間から聞こえた。