秘密の生徒会探偵団☆
「それにしても、どこであんなものを?」
人目につきにくい廊下を早足で進むあたしたち。
「俺達も知りません。仲間がどっかから注文して持っていたんですよ。」
「確か、メンバーは4人でそのうち七海ちゃんだったかしら。
そういう類のことをするのは。」
「そうじゃなくても、あいつしかあーいう手の込んだことはできないです。」
思わず無言で頷いてしまったあたし。
振り返った長畑さんは口元を微かに緩めた。