ファーストキスは蜜の味。-ver.Ⅱ-
海を堪能したあたしは、そのまま家まで連れて帰らされた。
夕陽も出てきたしね。
夕暮れ時に帰してくれるのって、すごい子供扱いな気分。
「あらあらあら、恭一ちゃん。
――…おかえりなさい」
「ただいま、喜代子さん。
これお土産です」
いやいやいや。
愛娘を出迎えようよ!!!
お母様はあたしを押しのけて、恭兄の目の前に立っていた。
恭兄もちゃっかりとお土産を渡してるし。
あたしからのお土産なんですけど。