MEMORY


「いい加減にしろよ」

真里さんの手は黒澤君がしっかりを掴んでいた。

殴られなかった事にホッとした…。



「何よ!!前に言ってたのは、やっぱこの子の事なの!?」


真里さんが何を言ってるのか、あたしには分からなかった。



「落ちつけ真里。」

「イヤ!!」

「おい」

「あたしの響取らないでよ!!」



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