君に届きますように【詩集】

・休みの日


時折
君がいない

いない日は
ひとりで本を読む

こどもたちの声が
心地よく
優雅な気持ちになる

そう
俺は生きてるんだと
実感するんだ


そしたら
世界も綺麗だ
美しすぎると
思ってしまう


君がいないけど
君がいる


だって
この世界は
君が与えてくれた太陽

だから
清々しいんだ

いない心配を
しなくていいみたい


風が
君の声なんだ

「今日は休み」

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