キャラメルと会長様。
好きです
気がついたら涙が流れていた。


自分にこんな汚い気持ちがあるなんて、知りたくなかった。


会長。
私、まだ会長の側に居たいです。
会長の補佐をしていたい。


「で、だ。その、もし嫌じゃなかったら、正規の役員になってくれないか?」


「え?」


どういうこと?
だって、さっき終わりって……。


「どういうことですか?」
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