私の可愛い小悪魔BOY


夏休みになって2・3日…

拓海からの連絡は途絶えた…


「忙しいんじゃない?」

「携帯が壊れたとかさー」


友達は口々に私をなぐさめた。


私はひたすら朝起きては
携帯を確認する日々を続けた。


拓海はきっと連絡してくれる…


携帯が鳴るたびに私はとびついた。

だけどどれも拓海からじゃなかった。



そして夏休みは終わった…


結局、家に1日中いたり

友達と買い物に出かけるだけで
高3の夏休みが終わってしまった…。



そして夏休みがあけて
1人で学校に登校した私が見たのは…


拓海と…

仲良さそうに腕を組んだ
河原美咲ちゃんだった…。

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