一瞬の輝き

瞬君に・輝

瞬君から握ってくれた手、
あたしはずっと手をつなぐってより
握りしめてた。

だって
瞬君がいなくなっちゃいそうで
不安だったから。

何回も「瞬君」って呼んで
ほんの一瞬見える
こっちを見ていない瞬君は
きれいで、儚くて
あたしから遠い存在に見えた。

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