【長編】好きって言って

修羅場


゚・。。・゚・。。・゚Mei side*




「おばさんなんかに耀(カガヤ)が本気になる訳ないじゃん!!」



あたしは馴れ馴れしく耀の腕に絡みつけ年上のケバい女の人に怒鳴った。




「何なのよ!あんた!!」




そんなあたしを睨む女の人。




「まぁまぁ……」




そんなあたし達を笑顔で宥める耀。




雲1つない青空。




清々しい土曜日の午後。




あたしの隣の家の前が修羅場になったのは、10分前くらいのある事がきっかけだった。




あたしの名前は、佐伯芽衣。




高校2年生。




あたしには、ずーっと片思いしてる人がいる。




「いってきまぁす」




テンション高めで向かった先は、隣の家。





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