Sad Love‐私が愛した人へ‐

智にぃの誕生日

「「智にぃお誕生日おめでとーっ!!」」

パンッパンッ

あたしと瞬にぃでクラッカーを鳴らす。

「へへ・・・ありがと♪」

「智にぃ!17歳の意気込みを!!」

「ん~・・・今年もみんな仲良く暮らせますように」

「元旦かよっ」

やっぱ琢磨がつっこむと思った。

「はい、智にぃ」

「ん?」

「誕生日プレゼント!あたしと琢磨で買ったの☆」

「ありがと~♪」

「はい、俺等からも!!」

翔司にぃと瞬にぃと廉にぃがそれぞれプレゼントを取り出す。

「こんなに?みんなありがと♪開けていい?」

智にぃは順番に袋を開いていく。
やばい、緊張してきた。

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