─不良が愛した女の子─



取り敢えず臣吾(しんご)さんに
連絡入れとかねえと。



莢架が目を覚ましたら
診てもらおう。



臣吾さんは大樹の親父さんで
診療所を持っている。



俺らもたまに喧嘩したりすると
治療してくれたりと、
面倒みてもらっている。



莢架の根性焼きも診てもらおう。



遅くなるほど傷が残っちまう。












< 48 / 201 >

この作品をシェア

pagetop