オサナナジミ
まー本人が気に入ったんだもん。
いいよね。
アタシは胡桃とお茶して帰った。
さーて準備しなくちゃ。
『えっと・・生活用品、タオル、着替え、今日買った水着、財布、ケータイ、一応本でも持っていこうかな?あとは・・メイク道具とか?まぁ海行くからするかわかんないけど』
一通り用意を済ませるとアタシはそのまま寝てしまった。
アタシはちっちゃい頃の夢を見ていた。
近所の子たちと鬼ごっこしたりかくれんぼしたり。
学校に忍び込んだり。
結局先生に見つかってこってり怒られたけど。
女の子達家に呼んで遊んだり。
体育館でドッヂボールしたりバスケしたり。
外でサッカーしたり。
転んだり。
泣いたり。
笑ったり。
なんかすごく幸せだった。