時の旋律
「この前中間が終わったんだ、期末に向けて新しく進んでるに決まってるだろ?」

鬼センは笑顔で言う。
笑顔って言っても、目は笑ってないんだけど……

「アハハハ……ですよねぇ。」
俺は冷や汗を垂らしながらつられて笑う。
きっと俺の今の顔はそうとう引きつっているだろう。

「「ハハハハハ……。」」






鬼センは笑い再び俺の頭を掴み耳元で怒鳴った。



「こんの馬鹿野郎ーー!!」


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