時の旋律


「おいオッサン!!」


俺の言葉に周りは驚愕していた。まぁ気にしない。

「さっきから人のことを物みてぇに扱いやがって!あんま調子乗ってんじゃねぇぞ!俺も沙耶も村の誰一人、お前なんかに力貸してやるかってんだ!!」
ふぅ、スッキリ…


一度にそこまで言ったから、俺の息は少し荒れていた。






「よく言ったね。」


聞こえて来た声は、俺の予想を遥かに越えていた。
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