‡キミ想い‡





夏休みがあけてからは、仕方無く部活に行った。
独りだったけど、頑張った。

11月、彼に出会ってからは特に……。


まぁ、冬に入ってからテニス部を辞め、美術部に転部したんだけれど。





そして高校に入ってからの部活。
今度は真央里もいるし、続けられると思ってた。

……でも、真央里は体が弱く、よく通院で早退することが多かった。

気が付くと、また…同じだった。
なにもかも、中学の頃と。

真央里がいない日は、ずっと…1人だった。
何かが違うんだ、みんなと…。










「バイト…どうしよう……」


考えれば考えるほど悩んでしまう。

私が私じゃなかったら、きっと……。






< 67 / 86 >

この作品をシェア

pagetop