Again...




  『まだ好きなんでしょ?』

  「え?」

  香が話しかけてきた

  『あきらめられないんでしょ?』

  「そんなことないよ」

  『想ってることは迷惑なんかじゃ
   ないんだよ?』

  「蒼はいやだよきっと」

  『好かれて嫌な人なんて
   絶対いないよ』

  「..........」


  『だから自分の気持ちに
   正直になりな!ね!』


  私の背中を押して香は
  どこかへ行った 






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