あなたを超える日‐この涙の後ろ姿‐
「で、連絡先聞かないで帰ってきたと。」


次の日、高校からの親友の洋子に昨日の一目惚れを話していた。


「聞いてこなきゃ駄目でしよ。誰か共通の友達とかいないの」


洋子は今、六歳年下の彼氏と付き合っている。


俗に言う‘キラー’。


「だってさあ…今まで年上しか付き合った事ないんだよ?いきなり年下を好きになったからって、番号教えてー♪遊ぼ♪なんて言えません!」

「まあね…」


アイスコーヒーを混ぜながら、洋子がため息をつく。


「あんた付き合ったって、それこそ駄目男ばっかだったじゃん」


痛い所をつかれた。
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