初恋の味はどんな味?
目が合う。



近すぎる距離。



〜〜〜〜〜〜//////



急に恥ずかしくなって私は空に視線を戻した。



「……クッククッ……」



黒木君の笑い声が耳元で聞こえる。



「な、なに……?」



黒木君の笑いがわからなくて顔は空をみたまま聞く。



「いや……顔が真っ赤だから(笑)」



そういうと堪え切れなくなったらしく、大声で笑いはじめた。



「……黒木君のツボってわかんない…。」



そう呟くと黒木君はさらに笑い出す。



「……ぷっ…くくっ…」



呆れてたはずなのに黒木君の笑い声を聞いていると私もおかしくなってきた。



黒木君を見ると、黒木君と目が合った。



しばらく二人顔を見合わせて大声で笑いつづけた。
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