【完】先輩と保健室で



「……そんな短いスカート…他の人に見せてほしくない。」


熊切先輩は少し頬を赤くして、視線を横に移してそう言った。


その瞬間、私の心臓の脈がドクンとひときわ大きな音を立てる。


「あの……」


私の顔も、徐々に赤くなっていく。


「早く…行こ。」


「あ、はい!!」


もう…水族館に行く前からドキドキだよー!!


そのまま、ほぼ俯きっぱなしで私たちは水族館に行った。


「ほわあー!!」


水族館に行ったら、まるで世界が輝いているような……



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