【完】先輩と保健室で



「………ん…」


ふと気付いたら、もう夜は開けていた。

やはり、よく眠れたとは言えそうにない。クマさんが出現している。


「…早く…行こう」


私はいつも通り、片手に鞄とケーキの箱を持ち……ケーキ??


「何か…保健室に行きにくいなー…」


でも、持って来ちゃったし…保健室に行ったら、テーブルの上に置いとけばいいかな…??


「あ、小春ちゃん!!」


「え……??」



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