【完】先輩と保健室で



「………好きなの?」


「えっ??」


熊切先輩はジッと、私の答えを待っている様子だ…。


「あの…はい。」


「俺のこと??」


「………はい。」


私は恥ずかしさで俯きながら、ハッキリとそう言った。


「鮎川―――」


「あ、あの…分かってます、熊切先輩には特別な人がいるって!!」



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