【完】青春PLAYBALL！！

PLAY8.5＊君を好きになった日＊

「なんだよ・・・・・・。お前嫌われるようなことしたのか？」


「え・・・いや、そんなことは・・・ねえけど」


違う！違うんだよ、尚哉！


俺、本当はまもりちゃんに最悪なことしちゃったんだよ。

どうかしてたんだ。



・・・・・・いや、どうかしてない。


あの時気づいちゃったんだもん。

まもりちゃんは本当に可愛いって。

俺、まもりちゃんのこと好きなんだって。


『ゴメン！』


なんで俺あの時、ゴメンって言っちゃったんだよ。

いや、ゴメンって言うしか・・・・・・。

まもりちゃんの気持ちを考えない俺が悪い。


けどあの時もし、


「好きだ」


って言ってたら、まもりちゃんは泣かなかったのかもしれない。