SKY
風呂に入って、触れられなかった分、くっ付いてた俺(笑)


「春磨ぁ・・・ごめんなぁ」


「ん?なんでごめんなんや?」


「いろいろとや」


「お前のいきなり謝るのとお礼いわれるのは好きじゃない。また離れるつもりか?」


「ちゃう。うちがいい加減やから・・・春磨を傷つけてると思うから」


「お前になら傷つけられてもええで(笑)どんだけ傷ついても俺は耐える自信あるからな」


「ほんま、クサイわぁ。あんたは」


「だから、風呂入ってるんやから、シャンプーのええ香りやろ(笑)」


「ったく・・・」


キザだって思われてもいい。


すべてが俺の本音だから・・・


「やり直せるよな?俺ら」


「やり直さへん」


へっ?


ここまでしておいて?


「麗奈?」


「やり直すんじゃないで。ここから始めるんや(笑)」


「そやな!新しく始めような!」


今まで沢山邪魔が入ったり、勘違いしてたけど、


これから、この瞬間からは壊させないで。


もうお前を離さへん!


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