SKY
「なんや?泣いてるんかぁ?だっさいのぅ・・・」


「うっさいわ!風邪で鼻水が出るだけや」


抱き締めてる腕を解かれ、俺の頬に両手を置く麗奈。


「嘘やんけ(笑)涙、溢れてるで」


そう言った麗奈は背伸びをして俺に口づけた。


切なくて・・・暖かくて。


麗奈の暖かさが俺にとってかけがえないもので、失いたくないもの。


「愛してる。すげぇー愛してるから」


「なんや?そんな事言っても、今日は出来んで?」


「ちゃう!そんなんじゃないって(汗)言いたいだけじゃ!」


「そか(笑)」


再び麗奈を抱き締めて何度も何度も、愛を囁いた。



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