ロンリネス


『えーっと…それは……』


「はははっ。今何時?」


『…!?……6時です』


「たぶんもうすぐ帰ってくるから…。楽しみにしときな?」



栄一さんはそう言って意味深な笑みを浮かべた。




……


私は血の気が引いた気がした。

なんか…悪い予感……。





その時――・・



ガチャッ




玄関が開く音がした。




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