Kissシリーズ・「オタクとのキス」
彼は気が優しくて、いろんな話題を持つ人だ。

一緒にいても、相手を飽きさせることなく、いろいろな話をしてくれる。

自分の話をするだけじゃなく、ちゃんと相手の話も聞いてくれる。

一般的に言うと、草食系のオタク男子だけど、わたしは彼のことがとっても好き。

だから告白した。

なのに彼は…。

「えっ、ええっ!? なっ何か罰ゲームさせられてるの?」

…ときた。

一生懸命説明することの1時間後、やっと信じてくれた。

そして受け入れてくれた。

「こんな僕だけど…よろしく」

そう言って、真っ赤な顔をして、握手をした。

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