お前は俺の予約済み!!
『なんだよ、篤司~。うるさいっつうの』



『南をお呼びだよぉ!って言ってんだろ。それも超可愛い女っ♪』



篤司はそう言って俺の肩をポンっと叩いた。



1年の女?超可愛い?



可愛いくても不細工でも俺にとってはどっちでもいいんだけど。



だってさ、俺には彼女がいるからね。



他の女に手を出すつもりはねぇしさ。



部室から出てきた俺を待っていたのは、



『急にごめんなさいっ…南沢先輩っ…』



顔を真っ赤にして、俺を見上げる小さな女だった。
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