奏彩る‐sou irodoru‐

アルバム





ぐしゃぐしゃに濡れた心の奥
決めた君と僕


悲しくて痛くて愛しい
夜が明けて
赤くなった瞳に
気づかないふり


細かく刻んできたつもりなのに
望んでしまう 白紙のページ
埋める事など出来ない


会いたい呟いたその先に
見えた君の姿や
元々かもわからなくなった
二人の癖に
運命とか感じてたけど
今ならわかる
好きだったから
君が好きだったから




千切れるぐらい降った手とか
爽やかじゃない朝


向けた背中にはきっと
名残惜しさが
隠れてなかった
最後の声にも


今でも時々
振り返った道の向こうに
望んでしまう 自分の姿が
情けなくてしょうがないんだ



春先に届く手紙がいっそう
離れなれない 思いだすんだ
寂しがり屋だったとかね
お互いの夢に向かおうなんて
格好つけて
これでいいと思ってたけど
降参しようか
正しかったんだ
君が正しかったんだ



会いたい呟いて
歩きだしたその先
また感じてしまうだろう?


無理矢理な悪戯顔
開くページ
描いて行きたい


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