手のひらに、桜





「一昨日、けっきょくどうだったの?」



次の次の日、学校にいくと由利がまずそう言ってきた


この前はごめん、なんて言うヒマもない



「どうって・・・?」



私がそう問い返すと、由利はさも当たり前のように



「だって、好きな人に会いにいってたんでしょ?」



と言った



はぁ?と思わず口をあける




「誰が言ったの、そんなこと」



「龍見先輩~」




笑顔でそう返す由利


うわ、あの人最悪・・・

どんな話し方してんのよ



思わずしかめっ面をする私


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