嘘×恋


「奈央は綺麗だよ。」


「そう…かな……」


あまりにもはっきり言うから照れるし。


先生のばか。


「さ……
教室戻れるか…??」


「うん。大丈夫。」


先生は,あたしの手を握って扉に手をかけた。


ガラー………


廊下はヒヤっとした空気で少し寒い。


「じゃあな。」


先生とは途中で別れて
教室へと向かう。


広人…いないよね……??


でも…
あたしには先生がいる。
だから,もう怖くないよ。









< 85 / 167 >

この作品をシェア

pagetop