キミハスゴイヒト

『俺たちの娘です。』




家の中から出てきたのは
今の世間でいう
イケメンだった…。





『あっ…えっ…?
どういうことですか?』



『ちゃんと説明する。
この人は私の旦那で
拓夢です。』


『どーもっ!』





笑顔が眩しくて子供みたいな人だなぁ…。




『んで
こっちが長女の真希
次女の美希
んで、お腹に一人!

あなたと同じよ…。』







それを聞いて私は
驚いた。
だって美姫菜はふたごだから
私と同い年なはず
なのに…







そんなことを考えていたら
家の中から
母親と子供の声がした







『まぁ…
呼んだのは私たちじゃなくて
お母さんだからね。

どうぞ。』



言われて二階にあがる。




『亜姫菜っ!
久しぶりね…。
しばらく見ないうちに
大人になって』




そこにいたのは
子供と遊ぶ母親の姿





『はじめまして…なのかな?
遅くなってすいません。』







『敬語つかわないの』



『あっ
それうちも思った!!』



『わ…わかった…よ』
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