そして秘密の〜番外編〜
真実ちゃんは小さく呟いた自分の言葉にハッとした後、顔が真っ赤になった。



「な、なんでもありません! じゃぁ、絶対ですよ? みんなに言っちゃいますから、必ず顔出して下さいね?!」



慌ててそう言い、頭を下げて真実ちゃんは体育館の中へ駆けて行った。





ドキン ドキン ドキン……

俺の鼓動が高鳴っているのが、自分でもハッキリ分かった。



今の真実ちゃんの言葉と反応って……。

俺……自惚れて、ないよな?

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