シルバーブラッド 眠らぬ夜に
顔をかわす。

今、よけた場所にナイフが突き刺さる。

「このっ」

男はナイフに手を伸ばしてきた。

その隙に、男の下から逃げ出した。

床に転がり落ちて、跳ね起きる。

男は、慌てながら、ナイフを抜いている。

あまりに、次の手に出るのが遅いので、こちらから、ケリを入れてやることにした。

顔に。

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