シルバーブラッド 眠らぬ夜に
 
いつも家から歩いて出かけるエリアに辿りつくと、

ほっとした。 

あともう少し。
 
いろいろなことがありすぎた夜だから、

何にもしないで、

何にも考えないでベットに倒れ込みたかった。

ひたすらそれを思い描きながら、

やっと、

自分の部屋の前に着いた。


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