すとっぷ☆ご主人様


ぼーと泰我を考えていた



「な、何考えてんの!!」



頭をブンブン横にふる



クラッと頭が痛んで、ベッドに倒れこんだ



「…いたた………」



温かいベッドの中に潜り込んだ



………



………



……



誰も入って来ない



誰もいない?



……



寂しくなってきた



「…誰もいないのかな……?」



ベッドから抜け出し、泰我の部屋をあとにした



「…にしても大きな服………」



袖も裾もあまりすぎている



「………」



でも泰我のなんだと考えると



胸がキュンとする



…バカだなぁ



あんな隠れんぼに騙されるなんて



廊下を歩いても、調理場にも…



いない


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