すとっぷ☆ご主人様


「……」



顔をペチペチはたく



「…顔…熱っつぃ………」



好きなのがバレたらどうなちゃうんだろう…



「依千花、」



「え、ぇぇ!!?」



泰我がもってきたのは、大きな白い花



「やるよ、」



そう言って、渡された



「…こ、このお花は………いったい…?」



「コチョウラン」



こちょうらん……?



「ありがたく受け取ってけ」



「…?」



泰我の顔……赤い…?



「ありがとう…」



私は花を優しく持ち上げた



「あ、晶さんに長くいける方法聞いてこよう♪」



泰我のベッドから降りようとした



「夜、また来いよ?」



泰我の悪魔の囁きを聞かされ



私は早足で、泰我の部屋を抜け出した







< 86 / 219 >

この作品をシェア

pagetop